インターネットテクノロジーで、宇宙をチャンスに
昨年から引き続きの開催となる本企画。宇宙空間の通信における現状の課題を明らかにし、インターネットテクノロジーがもたらす新たなチャンスについて広く共有し、研究機関、大学、企業によるトークセッションなどを通じて、宇宙に広がるインターネット市場についてご紹介ます。
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通信のイベントで宇宙?
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Internet x Space Summit スペシャル対談 -
Message from Vint Cerf
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[ Interop Tokyo 2023 - Internet x Space Summit ]
Interop Tokyo カンファレンス公式サイト
2024.6.12(水)
S1-00
10:30 - 10:40
Internet x Space Summit 開幕あいさつ
Interop Tokyo 実行委員長
慶應義塾大学 教授
WIDE プロジェクト ファウンダー
村井 純
S1-01
10:40-11:00
ShowNet 惑星間インターネットサービスの概要
慶應義塾大学
環境情報学部
教授
植原 啓介
講演概要
本セッションでは、ShowNet で提供している惑星間インターネットサービスの概要を紹介します。惑星間インターネットサービスでは、地球と月、およびそれぞれの衛星軌道を模したネットワークと、その上で動くDTN(Delay/Disruption Tolerant Network)であるBundle Protocolによるネットワークを提供します。これは、既存の地上ネットワークと大きく環境が異なる宇宙空間と地球をシームレスに接続することを目的としたネットワーク技術です。また、惑星間インターネットサービスのブースで実施している、本ネットワークをもちいた通信と、その可視化のデモンストレーションについても併せて紹介します。
S1-02
11:10-11:30
惑星間インターネット時代の幕開け
IPNSIG
President
金子 洋介
講演概要
月から始まる国際宇宙探査に向けて、世界中の宇宙機関、民間企業、大学等で機運が高まっています。人類の持続的な月面活動を支えていくため、NASAをはじめとした宇宙機関では、月にネットワークインフラストラクチャを構築する構想が具体的に進んでいます。また、将来的には民間企業等の月面ネットワークの誕生も想定されています。こうしたなか、惑星間インターネット時代の幕開けを迎えた、と考えても良いでしょう。人類は、地球上のインターネットと同じような共通基盤を月でも構築できるのか?この究極的なゴールに向けては、インターネット/モバイル/IT産業の皆さんの力が必ず必要です。本講演では、米国非営利団体(IPNSIG)の視点から、現状の計画、今後の展望、産業界への期待などをお話しします。
S1-03
11:40-12:00
産学官で挑む月探査へ
JAXA
宇宙探査イノベーションハブ
主任研究開発員
金子 洋介
講演概要
アポロ計画以来、人類は再び月を目指す動きが活発化しています。月探査は、産業界、大学、宇宙機関等が一体となり、挑戦をしていく人類のフロンティアです。JAXAの宇宙探査イノベーションハブ(通称、探査ハブ)では、地球上のテクノロジーを宇宙探査に応用していくための研究開発を産業界、大学の皆様と一緒に行っており、これまでの研究成果や今後の展望についてお話しします。
S1-06
13:10-13:30
玩具会社がSORA-Qを通じて宇宙事業に関わる理由
(株)タカラトミー
事業統括本部 メディア戦略室
D2C・CX戦略部
赤木 謙介
講演概要
株式会社タカラトミー
事業統括本部 メディア戦略室
D2C・CX戦略部
宇宙産業とは遠い存在にある子ども達を相手に事業展開する玩具企業が、今回JAXA等と月面ロボットを共同研究する事になった経緯や完成までついて紹介。また月着陸実証機SLIMによる月面着陸後も含めて、玩具会社として今後どのような関わり方をしていくのか、玩具と子どもと宇宙を交えた構想について触れていきます
S1-07
13:40-14:00
宇宙ビッグデータを活用したインテリジェンス事業の取組み
スカパーJSAT(株)
宇宙事業部門新領域事業本部
スペースインテリジェンス事業部第2チーム
苫米地 竜也
講演概要
スカパーJSAT株式会社
宇宙事業部門新領域事業本部
スペースインテリジェンス事業部
スカパーJSAT株式会社が取組む「地球観測衛星データを活用したインテリジェンス事業」の中で、防災DX(LIANAサービス)や独自のアルゴリズムにおける解析事例についてご紹介させていただきます。
S1-08
14:10-14:30
宇宙空間での快適で持続可能な暮らしを実現する建築
(株)竹中工務店
宇宙建築タスクフォース(TSX)リーダー
田中 匠
講演概要
株式会社竹中工務店
宇宙空間での快適で持続可能な暮らしの実現を目指し、実際に建物の設計を行う設計者・技術者を中心とした「宇宙建築タスクフォース【TSX】(TAKENAKA SPACE EXPLORATION)」の活動を紹介します。
S1-09
14:40-15:00
地上から宇宙へ
- NTNが切り拓く次世代通信技術と、PwC先端技術動向調査に見るグローバルトレンド
PwCコンサルティング(同)
ディレクター
小林 峰司
PwCコンサルティング(同)
シニアマネージャー
新居 功介
講演概要
宇宙通信とは何か、何故注目されているのか ー 5G Advancedや6Gにおいて、衛星通信・HAPSなどの非地上系ネットワーク(NTN)を活用した「超カバレッジ拡張」が定義されつつあります。宇宙通信ネットワークが地球規模でのセンシングや通信を実現可能にする中で、次世代IoTユースケースの実装について、産・官・学の場で議論されています。PwCがグローバル企業のリーダーを対象に実施した最新の先端技術動向調査(EmTech Survey)から導出される「4つの示唆」とともに、宇宙通信・次世代IoTの最新動向と社会実装のあり方についてご紹介します。
S1-10
15:10-15:30
IETFにおける惑星間インターネット標準化の動向と課題
慶應義塾大学
総合政策学部
内田 祥喜
講演概要
インターネットにおける通信技術の標準化を推進するIETFにおいても Delay/Disruption Tolerant Networkingワーキンググループ (DTN-WG)が設置され、惑星間インターネットに関する議論が行われている。惑星間の通信では、高遅延かつ途絶が想定され、通常のTCP/IPを使用することは難しい。そこで、Bundle Protocolと呼ばれる耐遅延/途絶ネットワーク用のプロトコルが既に標準化されている。また、Bundle Protocolを運用するためのアーキテクチャやアプ リケーションアーキテクチャに関する議論も進められている。本セッションでは、IETFにおけるDTNに関する標準化の動向について紹介する。
S1-12
16:10-16:30
Selected Delay and Disruption Tolerant Networking Projects
D3TN
Marius Feldman (CEO)
Felix Walter (CTO)
Juan Fraire (US CEO)
※本講演は英語での講演となります
講演概要
This talk discusses selected Delay and Disruption-Tolerant Networking (DTN) Projects led by D3TN, a company that builds interplanetary network infrastructure. Presented projects include near-Earth orbit, drones, and underwater solutions aligned with long-term objectives at the Solar System scale.
S1-13
16:50-17:30
月面と地球との通信ネットワーク
~日本の通信業界が貢献できることは何か?~
Speaker
内閣府
宇宙開発戦略推進事務局 参事官
山口 真吾
Speaker
IPNSIG
President
金子 洋介
Moderator
Interop Tokyo 実行委員長
慶應義塾大学 教授
WIDE プロジェクト ファウンダー
村井 純
2024.6.13(木)
S2-00
10:30-10:40
Internet x Space Summit 開幕あいさつ(録画)
Interop Tokyo 実行委員長
慶應義塾大学 教授
WIDE プロジェクト ファウンダー
村井 純
S2-01
10:40-11:00
ShowNet 惑星間インターネットサービスの概要
慶應義塾大学
総合政策学部
内田 祥喜
講演概要
本セッションでは、ShowNet で提供している惑星間インターネットサービスの概要を紹介します。惑星間インターネットサービスでは、地球と月、およびそれぞれの衛星軌道を模したネットワークと、その上で動くDTN(Delay/Disruption Tolerant Network)であるBundle Protocolによるネットワークを提供します。これは、既存の地上ネットワークと大きく環境が異なる宇宙空間と地球をシームレスに接続することを目的としたネットワーク技術です。また、惑星間インターネットサービスのブースで実施している、本ネットワークをもちいた通信と、その可視化のデモンストレーションについても併せて紹介します。
S2-02
11:10-11:30
Towards the Solar System Internet
– Disruption Tolerant Networking at the European Space Agency
European Space Agency (ESA)
Ground Segment Engineering and Innovation
Dr. Felix Flentge
※本講演は英語での講演となります
講演概要
The talk will present current and future activities at the European Space Agency to transition from the traditional point-to-point space communication towards internetworked space communication. Application scenarios for Disruption Tolerant Networking (DTN) for Earth Observation, Lunar missions and interplanetary missions will be discussed. Results of recent DTN demonstration activities will be presented and an outlook on future activities will be given.
S2-03
11:40-12:00
Interplanetary InternetとDelay/Disruption Tolerant Networking
- 月面での国際宇宙探査を見据えたユビキタスネットワークの実現へ -
JAXA
追跡ネットワーク技術センター
研究開発員
太田 那菜
講演概要
近年、月を初めとした宇宙探査の機運が高まっています。人類の活動領域が月面への広がりつつある今、月から「いつでも・どこでも」つながるインターネットが欠かせません。通信距離が長く通信時間が限定される環境でインターネットを実現するには、TCP/IPに代表される地上インターネット技術を更に工夫する必要があります。
惑星間インターネットに向けて考案されたDTN技術について、特徴や国際的な動向、JAXAの研究開発の取り組み状況についてご紹介します。
S2-06
13:10-13:30
清水建設の宇宙開発と宇宙利用
~ロケットから月の暮らしまで~
Speaker
清水建設(株)
フロンティア開発室 宇宙開発部 主査
鳴海 智博
Speaker
清水建設(株)
フロンティア開発室 宇宙開発部
藤井 咲花
講演概要
清水建設株式会社
フロンティア開発室 宇宙開発部
東京都中央区京橋ニ丁目16番1号
今年11月に創業220年を迎える清水建設は、1987年、来たる宇宙開発時代に着目し、「進取の精神」で宇宙開発室を新設。「総合宇宙企業として、小型ロケット打上げサービス・衛星データ活用・月面開発の3本柱で将来の宇宙ビジネスをリードする」ことをビジョンに掲げて、月面コンクリート基地構想、月太陽発電構想などの「シミズドリーム」を発表してまいりました。本講演では、当社が宇宙開発分野に注力する理由とともに、当社の宇宙開発事業を紹介します。また、地球を周回する衛星を用いて当社が新たに開発したGNSS動態観測システム(NETIS番号KT-230280-A※)を事例を用いて説明します。
※NETIS:国土交通省が新技術の活用のため、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として整備したデータベースシステムです。
S2-07
13:40-14:00
サイバー空間とフィジカル空間を融合する空間IDの役割
~多様化・高度化する空間情報の活用の広がりに向けて~
PwCコンサルティング(同)
シニアマネージャー
井上 陽介
講演概要
今後、小型衛星コンステレーションやAI等を活用したデータ解析処理技術の進展により、宇宙から得られる空間情報が充実し、衛星データを活用したユースケースのさらなる広がりが期待されています。また、国内では3次元都市モデル等の空間情報や海底地形などの取得やオープン化が進んでいます。
これら多様な情報を検索・統合し、サイバー空間とフィジカル空間をつなぐための基盤である「空間ID」や衛星データの活用支援など弊社の取組についてご紹介させていただきます。
S2-08
14:10-14:30
大林組・宇宙エレベーターその先に
(株)大林組
技術本部未来技術創造部
渕田 安浩
講演概要
株式会社大林組
事業統括本部 メディア戦略室
D2C・CX戦略部
港区港南2-15-2品川インターシティB棟
070-1048-1802
大林組は、1987年に「宇宙開発プロジェクト部」を設立し、1987年に「月面都市2050」構想、1990年に「マースハビテーション1」構想、1996年に「スペース・ナッツⅡ」建設構想を相次いで発表した。その後、究極のタワーということで、東京スカイツリー®の完成年2012年に、より高い構造物である「宇宙エレベーター建設構想」を発表した。2019年には、「未来技術創造部」が発足し、将来の布石を担う技術を担当し、いくつかあるテーマのうちのひとつが宇宙である。宇宙の事業領域を「宇宙へ行く」「宇宙に住む」「宇宙を使う」と分類し、宇宙に関する将来に向けた取組みを進めている。
S2-09
14:40-15:00
月面経済圏と通信・データ利活用
PwCコンサルティング(同)
ディレクター
永金 明日見
PwCコンサルティング(同)
マネージャー
榎本 陽介
S2-10
15:10-15:30
日揮グローバルの月面関連事業
~月面スマートコミュニティLumarnity®の実現に向けて~
日揮グローバル(株)
デジタルプロジェクトデリバリー部
月面プラントユニット ユニットリーダー
深浦 希峰
講演概要
アポロ計画から60年余り、アルテミス計画を代表格として再び月面を目指し始めた人類。
時を経て計画は「月に降り立つこと」ではなく「月に長期滞在し、持続的に活動。さらにはその先の火星をも目指す」ものに、とステップアップを果たしております。
しかし月は地球から38万km離れた「極めて孤立した地」。
地球からの物資補給も制限されます。
このような極地で人類が長期滞在するには、資源やインフラ設備が不可欠です。
当社は地上で培ったプラントエンジニアリングの知見を活かし月面スマートコミュニティ "Lumarnity®(Lunar Smart Community®)"を構想、開発されゆく月面社会への貢献を果たします。
この度は本構想の概要をご紹介させていただければと存じます。
S2-11
15:50-16:30
宇宙が拓く次世代インターネットに対する期待と挑戦
Speaker
九州電力送配電(株)
系統技術本部 通信技術グループ
平松 佑太
Speaker
日本郵船(株)
技術本部 海務グループ 航海チーム チーム長
引地 朋生
Speaker
三井物産(株)
モビリティ第二本部 航空宇宙部 宇宙事業開発室
室長
重枝 和冨
Moderator
NEC
エアロスペース・ナショナルセキュリティビジネスユニット
NECフェロー
三好 弘晃
講演概要
日本電気株式会社
エアロスペース・ナショナルセキュリティビジネスユニット
東京都港区芝五丁目7-1 NEC本社ビル
未来社会に新たな価値を提供する低軌道衛星コンステレーションを活用した次世代インターネットに対する期待、そして我が国のデジタル主権確保や将来のGDP向上に資するその社会実装に向けた挑戦を、公共・民間利用セクター、商社・事業開発、及びシステムメーカというバラエティに富んだメンバによるパネルディスカッションの形でご紹介します。
S2-13
16:40-17:40
惑星間インターネットの未来: インターネット研究者からみたIPNの課題
Moderator
(国研)宇宙航空研究開発機構
追跡ネットワーク技術センター
主任研究開発員
鈴木 清久
Speaker
慶應義塾大学
環境情報学部
鈴木 翔太
Speaker
慶應義塾大学
環境情報学部
竹村 太希
Speaker
慶應義塾大学
総合政策学部
内田 祥喜
Speaker
慶應義塾大学
環境情報学部
陳毅祐
講演概要
月探査に向け、共通な規格やインフラを国際的に共同利用する惑星間インターネット構想が検討されています。本セッションでは、学生たちが各自の視点で取り組んだ惑星間インターネットの研究成果を発表します。これらの発表は、新しい技術や方法論、課題解決へのアプローチを探る重要な機会です。また、登壇者の間で、惑星間インターネット実現に向け、将来への期待や今後生じうる課題などを意見交換する予定です。参加者は、将来の担い手が持つ熱量を一緒に体感することで、惑星間インターネットに関するネットワーキングの機会を得ることができます。本セッションは、宇宙開発の未来に関心を持つ全ての人にとって貴重な学びの場となるでしょう。
2024.6.14(金)
S3-00
10:30-10:40
Internet x Space Summit 開幕あいさつ(録画)
Interop Tokyo 実行委員長
慶應義塾大学 教授
WIDE プロジェクト ファウンダー
村井 純
S3-01
10:40-11:00
ShowNet 惑星間インターネットサービスの概要
慶應義塾大学
環境情報学部
陳毅祐
講演概要
本セッションでは、ShowNet で提供している惑星間インターネットサービスの概要を紹介します。惑星間インターネットサービスでは、地球と月、およびそれぞれの衛星軌道を模したネットワークと、その上で動くDTN(Delay/Disruption Tolerant Network)であるBundle Protocolによるネットワークを提供します。これは、既存の地上ネットワークと大きく環境が異なる宇宙空間と地球をシームレスに接続することを目的としたネットワーク技術です。また、惑星間インターネットサービスのブースで実施している、本ネットワークをもちいた通信と、その可視化のデモンストレーションについても併せて紹介します。
S3-02
11:10-11:30
月探査のための通信・測位アーキテクチャの検討状況
宇宙航空研究開発機構
国際宇宙探査センター
宇宙探査システム技術ユニット ユニット長
田邊 宏太
講演概要
国際宇宙探査に関する最新動向や日本の国際宇宙探査シナリオ・ロードマップの概要とともに、月探査活動のための通信・測位アーキテクチャの検討状況について説明する。
S3-03
11:40-12:00
宇宙ビジネスに必要な法律のコツ
慶應義塾大学
宇宙法研究センター
研究員
竹内 悠
講演概要
宇宙活動を始めるにあたって守らなければならない法規制、知っておいた方が良い法律、現在議論されている法政策をわかりやすくマッピングして解説してみます。
S3-04
12:10-12:30
ShowNetにおける地上ネットワークから宇宙ネットワークへのアプローチ
ShowNet NOCチームメンバー
L2L3担当
廣瀬 真人
講演概要
Interop Tokyo 2024 ShowNetでは、様々な分野で最新の技術を用いたネットワークを構築しています。本セッションでは、SRv6を用いた地上ネットワークと衛星回線のシームレスな統合に向けた取り組み、惑星間ネットワークを模擬したDTN(Delay and Disruption Tolerant Networking)環境についてなど、今年のShowNetにおける宇宙ネットワークに関するみどころを解説致します。
S3-06
13:10-13:30
月面拠点建設を実現する自律遠隔施工技術と地上応用
鹿島建設(株)
技術研究所
先端・メカトロニクスグループ・グループ長
浜本 研一
講演概要
鹿島建設株式会社
技術研究所
東京都調布市飛田給2-19-1
月面拠点建設を実現するために自律遠隔施工に向けた技術開発を行ってきました。課題検討から実証検証を行うには、地上と月面の違いを考慮しての月面環境シミュレーションや実大建設機械による模擬試験が重要な役割となります。本セッションでは、弊社が2016年から関わってきた研究開発として、月面での施工作業を想定した複数台の実大建機による遠隔・自動施工実験に用いたシステム、通信遅延を想定した遠隔操作法や非GNSS環境下での位置計測法などの技術、および月面環境シミュレーションを実現するためのプラットフォームコアの開発状況を紹介します。
S3-07
13:40-14:00
Space internet 黎明期2024
スカパーJSAT(株)
宇宙事業部門
新領域事業本部 本部長代行
八木橋 宏之
講演概要
スカパーJSAT株式会社
宇宙事業部門新領域事業本部
宇宙空間と地上を接続する通信手段として、インターネットプロトコルや5G規格などが広く検討されています。
宇宙実業社「スカパーJSAT」が、その最前線の一部をご紹介します。
S3-08
14:10-14:30
ispaceの民間月探査の挑戦
~ミッション1/2とその先に向けて~
(株)ispace
月輸送システム開発部門長/エンジニアリング室EVP
日達 佳嗣
S3-09
14:40-15:00
能登震災におけるKDDIの支援活動とStarlink活用事例について
KDDI(株)
事業創造本部
LX基盤推進部
今村 元紀
講演概要
今年の正月に発生した、能登半島地震におけるStarlinkを活用した当社の復旧・復興活動のご支援と、激甚化する災害に対する必要な備えについてご紹介させていただきます。
S3-10
15:10-15:30
Designing LunaNet DTN Service Provider Networks
Board Member of the Interplanetary Networking Special Interest Group (IPNSIG)
CEO and Co-Founder at Spatiam Corporation.
Dr. Alberto Montilla
※本講演は英語での講演となります
講演概要
LunaNet is the architecture framework for lunar communications, and positioning, navigation, and timing (PNT) proposed by NASA, ESA and JAXA. This seminar explores the current architecture for communications, highlighting the communications services provided, the main user roles i.e., the LunaNet User and the LunaNet Service Provider, and key architectural concepts. Then we discuss the considerations for enabling Delay and Disruption Tolerant Networking (DTN) in LunaNet Service Provider networks, emphasizing interoperability, management, and security with the goal of ensuring reliable and open data transfer and networking at interplanetary distances.
参加企業・団体
スポンサー
特別協力
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WIDEプロジェクト
-
IPNSIG
出展
協力
後援
実用化コンソーシアム 特定非営利活動法人
大学宇宙工学コンソーシアム 特定非営利活動法人日本フォトニクス協議会 NPO法人ロボットビジネス支援機構(Robizy) 宇宙サービスイノベーションラボ事業協同組合 栃木航空宇宙懇話会(TASC) 次世代宇宙システム技術研究組合 スペースICT推進フォーラム 東北航空宇宙産業研究会 ふくいオープンイノベーション推進機構
(2024年5月10日現在(申請中含む))